名大作曲同好会

“音楽”を創る。発信する。

解説

「君が代」はハ長調ではない 〜日本音楽の真実を暴く〜 その③

前回→ 「君が代」はハ長調ではない 〜日本音楽の真実を暴く〜 その② - 名大作曲同好会 nu-composers.hateblo.jp 今回は、日本固有の音楽がどのように損なわれていったのか、実例を見つつ追っていきましょう。 特に、今回は「演歌」というものに注目したいで…

自作曲「Holy Night Solitude」解説 ~コンセプト設計、作曲から反省まで~

僕はクリスマスが嫌いです……。 いきなり何だよって感じですが、まあとにかく嫌いなのです。 みんな俗っぽくウカレているし、街は人々の欲望でパンパンに膨れ上がるし、電車も店も混むしバカップル共が目に障るしで、良いことなんかありませんよ。 確かに、子…

「君が代」はハ長調ではない 〜日本音楽の真実を暴く〜 その②

前回→ 「君が代」はハ長調ではない 〜日本音楽の真実を暴く〜 その① - 名大作曲同好会 nu-composers.hateblo.jp ――現代の日本で、陽旋法は曲解を受けている。 ――勘違いされた”陽旋法”は歌謡曲などに乱用され、いかにも”日本古来の”顔をして居座っている。 ――…

機械学習を用いた楽音分離システム「Spleeter」が凄い

最近どえらい寒くなってきたじゃんねぇ…どうも、sawapyです 音響信号処理の世界に凄いヤツが登場してしまいました。その名も Spleeter つい一ヶ月ほど前に公開されたばかりです。しかも無料。 今回の記事では、コイツが一体何者なのか、技術的な話(なるべく…

音楽のギネス記録?

ギネス 小学校で音楽の基本、つまりは楽譜の基本を習ったときに皆さんは気になりませんでしたか? え?何がって? 音楽のギネス記録ですよ!! f(フォルテ)が2つになるとff(フォルテシモ)になり、さらに3つになればfff(フォルテシシモ)になりま…

「君が代」はハ長調ではない 〜日本音楽の真実を暴く〜 その①

どうも、会長のトイドラです。 今更気づいたんですが、僕今んとこブログに音楽関連の記事を何一つ上げてないんですよね。 作曲同好会の会長のクセに、音楽系の記事を書けないと思われるのはマズい。 というわけで、そろそろ会長っぽい記事を書くことにしまし…

高等な遊び、以心伝心

以心伝心 世の中に音楽は一体何曲あるのだろう。それこそおびただしい数の音楽が存在するだろうが、これらを似た感じの曲に整理していったら、どのくらいの種類にまとまるのだろうか。 似た曲を聴くと必ずパクリだと騒ぎ立てる 「自称音楽通」 が現れる。 冒…

吹奏楽コンクール課題曲 難曲史

真夏の祭典 まだまだ夏真っ盛り、暑い日に体力も奪われがちですが皆様お元気ですか?私はなんとが生きております。 さて音楽の世界で夏といえば「吹奏楽コンクール」を思い起こす方も少なくないのではないでしょうか。吹奏楽の甲子園とも言われる文科系部活…

ノイズと音楽の間に~チェルノウィンの系譜

Chaya Czernowin 彼女の名はChaya Czernowin、ハーバード大学の教授である。1957年にイスラエルに生まれ、音楽の道へ進んだ。今世界で最も権威ある作曲家である。今回は最新の現代音楽シーンの中核である彼女を中心に書いてみようと思う。はじめに断っておく…

アイスランドの二人の女性作曲家を聴く

アイスランド アイスランドの作曲家と言って数人の名前を挙げられる人はクラシックフリークでもかなりの通だろう。 実にアイスランドのクラシックの歴史はまだまだ短く国歌を書いたことでも知られるSveinbjörn Sveinbjörnssonが生まれたのが1847年で古く最も…

はじめての曲作り

今回は真面目に、当会のオルゴールコンサートのために作った曲を紹介します。 33弁オルガニートとピアノのための小品集「ノスタルジア」 33弁オルガニートとピアノのための小品集「ノスタルジア」より「灯り」 この小品集は「夕暮れの公園」、「灯り」により…

自作解説「塑像 ~オルガニート独奏のための~」

塑像 |作曲動機 「オルゴールのコンサートがしたい」 会長のレッスン中の一言がこの曲を書く動機の最も原初のものであるのは間違いない。 トイドラは私の作曲の弟子である。 そして彼は現代芸術に理解を示し 類まれな音楽への才能を武器に 新たな音楽の地平…