こんにちは!なんすいです(⁎˃ᴗ˂⁎)最近Twitterアカウントが凍結してます(⁎˃ᴗ˂⁎)
「あなたも作曲家になろう」企画に私も参加させていただきました!
編曲したのは、生きた根欠片さんが送って下さった鼻歌のメロディです。
数秒の短いフレーズでしたが、色んな和音進行に乗りそうで広がりのありそうなメロディだなと感じました。
というわけで、例えばこんな感じに色々なコード進行を考えてみました。同じメロディの中のそれぞれ異なる色を引き出せてるんじゃないかなと思います。
ただなんとなく統一感もあった方がいいかなとも思ったので、曲全体に渡って古典的なジャズコード理論に則ってハーモナイズしました。
また、上に挙げた部分だけでなく、送ってくれたフレーズを色々形を変えつつ曲全体でいっぱい使いました。曲の中のどの主旋律も、このフレーズから派生させたものになってます。
そうして最終的に出来たものが、本企画6曲目の「ボタン船から」になります。
このジャケットすごいすき
私は2月末、西三河を歩いてぐるーっと巡るっていう旅行をしたんですけど、「ボタン船から」というタイトルは、その旅行の2日目の思い出から来てます。
早朝に碧南市の漫画喫茶を出発し、西尾市南端のフェリー乗り場を目指します。そこの渡船に乗って、佐久島を観光するという計画です。
船が来るのは2時間おきなので、これを逃しちゃうと旅行計画がめちゃくちゃになります。なので絶対に乗船時刻に遅れるわけにはいかないんですが…。
そうです。船を逃してしまいました。地図の見方が悪くて道を間違えて進んでいたためです。
結局30分ほど遅れてフェリー乗り場に着き、1時間半ほど近くの魚市場とかで時間をつぶし(めっちゃおいしい海老フライを食べた)、1本後の船に乗りました。
船を逃した直後はもうこの後どうしよう…と超途方に暮れてましたが、時間が経って船に乗り込む頃にはだいぶ落ち着き、「まぁどうにかなるやろ」という気分になってきました。海老フライおいしかったし。
乗船してる間の私はもう色々考えることをやめて、とにかくめちゃめちゃぼーっとしてました。揺れる船に完全に身を任せて、エンジンの音をぼんやり聴きながら。究極に中身の無いこの船に揺られている間、しかしこの時間こそ、今でもたびたび、最も鮮明に思い出す旅行のひと時でした。
特に旅行後まもなくして本格的な「コロナ自粛」の流れが来て、家でごろごろ過ごすことが増えました。そうした状況の中でのふわふわした心情(1日中おふとんにもぐっているため)がこの時の感覚を想起させたのかもしれません。
今回編曲させていただいた「ボタン船から」は、そんなぼんやりした気持ち、旅行そのもののちょっとした非日常感、夢想感みたいなものが感じられるような雰囲気に仕上がってると思います。
それから「ボタン船」という言葉は、私が勝手に考えた造語です。私が乗った船に贈った名前です。知らんけどたぶんそんな名前の船あるんじゃないかなと思ったけど検索かけてみたら無さそう。何となくぼてっとした泥臭い語感がありませんかね(?) なお、1人旅行の孤独感も表現したかったのでもともと「ボタン"舟"」として提出していたんですが、たぶんトイドラさんに普通に間違えられて"船"になっちゃってました。(それもまた興趣)
ウ ソ で し ょ マ ジ ???? byトイドラ
帰りの船の中では爆睡してました。
という感じで、まとまりが全然無いですが曲紹介は以上になります。
西三河旅行の思い出についてはまだまだ色々あるので、いつかこれを題材に5曲構成くらいのアルバムとか作りたいなぁと思ってます。気長にお待ち下さい。
あと私の凍結したTwtterアカウント、たぶん永久凍結っぽいので近々新しいアカウント作ります、、これからは凍結しないように気をつけるのでフォローしてね おしまい
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