名古屋作曲の会(旧:名大作曲同好会)

“音楽”を創る。発信する。

トイドラ

rei harakamiに見る “編曲”の奥深さ

突然ですが、YouTubeとかで曲を探していて、「あった!」と思ったらよく知らん人のカバーver.でイラっとしたこと、ありませんか? 僕は掃いて捨てるほどあります……。 カバーならカバーだと明記するよう刑法で義務付けるべきだと思いますが(早口)、それは一…

「机上の空中散歩」収録曲を語る⑨終 「Rainy Phonon (good-bye edition)」by トイドラ

PHONONが閉店した。 これは僕にとって、決して小さな知らせではありませんでした。 別に行きつけだったわけでもなく、店長と見知っていたわけでもなく、たまに大盛カレーをつつきに行く程度の小さなカフェ。 それにもかかわらず、その閉店を耳にしたとき僕は…

「机上の空中散歩」収録曲を語る④ 「Long Night's 2nd Idea」by トイドラ

先日発売した名作同2ndアルバム「机上の空中散歩」ですが、ありがたいことにご好評をいただき、なんと最初に用意していた40枚がすでに売り切れてしまいました。 まあ僕が 「売れなかったらイヤだから少なめに作っとこ!」 とチキったのがどう考えても悪いで…

「机上の空中散歩」収録曲を語る③ 「Rainy Phonon」by トイドラ

大学一年生の秋学期、春学期で抽選落ちしたある授業を運良く受講することができた。 それは日栄一真担当教員による墓礎セミナ一B「テクノロジーと音楽について考える」。 名古屋大学全学教育棟2Fに存在するカフェ「PHONON」に流すBGMを制作するというゴール…

「君が代」はハ長調ではない 〜日本音楽の真実を暴く〜 その③

前回→ 「君が代」はハ長調ではない 〜日本音楽の真実を暴く〜 その② - 名大作曲同好会 nu-composers.hateblo.jp 今回は、日本固有の音楽がどのように損なわれていったのか、実例を見つつ追っていきましょう。 特に、今回は「演歌」というものに注目したいで…

自作曲「Holy Night Solitude」解説 ~コンセプト設計、作曲から反省まで~

僕はクリスマスが嫌いです……。 いきなり何だよって感じですが、まあとにかく嫌いなのです。 みんな俗っぽくウカレているし、街は人々の欲望でパンパンに膨れ上がるし、電車も店も混むしバカップル共が目に障るしで、良いことなんかありませんよ。 確かに、子…

クリスマスにまつわる回想 ~トイドラの場合~

この頃寒くて仕方がない。 年の瀬が猛烈な勢いで迫ってくるので、その足音のあまりのすごさに思わず怯んでしまう。 来年で22歳になる僕だが、20歳を過ぎてからの時間の経ち方が10代の頃のそれとあまりに違って、少しばかり怖い。 このままの勢いで年を取るな…

「君が代」はハ長調ではない 〜日本音楽の真実を暴く〜 その②

前回→ 「君が代」はハ長調ではない 〜日本音楽の真実を暴く〜 その① - 名大作曲同好会 nu-composers.hateblo.jp ――現代の日本で、陽旋法は曲解を受けている。 ――勘違いされた”陽旋法”は歌謡曲などに乱用され、いかにも”日本古来の”顔をして居座っている。 ――…

湯浅×新海の比較文化論 〜湯浅政明の芸術論〜 【トイドラ的映画監督批評 後編2/2】

!注! この記事は、湯浅×新海の比較文化論 〜湯浅政明の芸術論〜 【トイドラ的映画監督批評 後編1/2】 - 名大作曲同好会 の続編です。 nu-composers.hateblo.jp 「メッチャ共感できる~」は価値か まとめ(と不穏な次回予告) 「メッチャ共感できる~」は価…

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」騒動に見る・芸術の斜陽&現代の病

私たち名作同が活動している名古屋では、3年に一度大きなアート作品の展覧会があります。 国内外のアーティストを呼んで愛知県芸術文化センターで盛大に開かれるその祭典の名は、皆さんご存じ 「あいちトリエンナーレ」 です。 草間彌生が参加したこともあっ…

「君が代」はハ長調ではない 〜日本音楽の真実を暴く〜 その①

どうも、会長のトイドラです。 今更気づいたんですが、僕今んとこブログに音楽関連の記事を何一つ上げてないんですよね。 作曲同好会の会長のクセに、音楽系の記事を書けないと思われるのはマズい。 というわけで、そろそろ会長っぽい記事を書くことにしまし…

湯浅×新海の比較文化論 〜湯浅政明の芸術論〜 【トイドラ的映画監督批評 後編1/2】

!注! この記事は、新海誠は嫌いじゃないが「君の名は」は嫌いだ 〜新海誠の芸術論〜 の後編です。 nu-composers.hateblo.jp いや〜荒れましたね前編。 正直荒れるだろうと思って書いた記事でしたが、ちゃんと荒れたので 「アッちゃんと荒れたなあ」 と思い…

「特殊音楽研究会」を忘れない

突然ですが、 「特殊音楽研究会」 という名前の非公認サークルを知っていますか? 現在でもTwitterアカウントは残っているものの、その更新は久しく途絶えてしまっていますね。 twitter.com 今日は、この特殊音楽研究会についての思い出を書いていきたいと思…

新海誠は嫌いじゃないが「君の名は」は嫌いだ 〜新海誠の芸術論〜 【トイドラ的映画監督批評[前編 2/2]】

~この記事は前編1/2の続きです~ nu-composers.hateblo.jp 目次 「君の名は」を観る 陰キャを切り捨てるという勝算 お金が文化を喰っていく 結局「君の名は」の何が悪いの? 炎上対策(切実)と次回予告 「君の名は」を観る 「君の名は」のあらすじは、Wiki…

新海誠は嫌いじゃないが「君の名は」は嫌いだ 〜新海誠の芸術論〜 【トイドラ的映画監督批評[前編 1/2]】

まず謝らねばなりませんが、僕は新海誠も嫌いです。 いきなり嘘をついてしまいました、どうかお許しください……。 しかしながら、この記事のタイトルにはちゃんと意味があります。 僕は個人的に新海誠はクソ嫌いですが、だからと言って彼をアニメ映画界から排…

オルゴールコンサート来場者アンケを読む

先日、我々名作同は第2回「オルゴールコンサート」を終えました。特にトラブルもなく、多くの方に来てくださって、とても楽しいコンサートとなりました。いやーほんと良かった。 演奏の風景 演奏後(しっちゃかめっちゃか) nu-composers.main.jp それはそう…

谷川俊太郎作「なんでもおま〇こ」は俗悪な詩なのか

谷川俊太郎を知らない人はいないでしょう。 日本で最も高名な詩人の一人で、小学生の国語の教科書に載っている詩「いるか」や、合唱曲としても有名な「生きる」 、鋭い切り口で孤独をとらえた「二十億光年の孤独」なんかが有名ですね。 彼の詩は、非常にシビ…

このブログについて

さて、第1回の記事があんな内容になってしまったので、あまりにも今更ですが、改めてこのブログでやっていくつもりのことについて話しておきたいと思います。 我らが名大作曲同好会は、現時点で12名の会員を抱えています(2019/06/10現在)。 普段の活動はほ…

盗まれたオルゴールと思い出めぐり

それは、名作同が発足する1年半前のこと。 どういう経緯だったかは分かりませんが、僕はある楽器の存在を知り、さんざん苦労してやっとその楽器を手に入れました。 超稀少楽器「αオルゴール」との出会いです。 そして昨日、その愛機が。 盗まれました。 最…