名古屋作曲の会(旧:名大作曲同好会)

“音楽”を創る。発信する。

まとめ

日本のエクストリームミュージック①The Gerogerigegege

クリスマスも近いし、世の中には閉塞感が漂ってるし、実は世界ももうすぐ終わるので、エクストリームミュージックの話をしましょう。エクストリームミュージックとは究極にヤバいクリスマスにぴったりな音楽のことです。多分。聴けばわかります。 今回紹介す…

渋谷系の時代⑦カヒミ・カリィ編

さあ誰も呼んでなくともやって参りました渋谷系の時代です。 ~前回の記事~ nu-composers.hateblo.jp 前回トラットリアを紹介したので、トラットリア所属のミュージシャンを紹介できるようになりました。あれはそのための記事です。 ということで、今回は前…

同詩異曲のススメ

天気/草野心平 同詩異曲-つまり同じ詩に別の作曲家が別の曲をつけた音楽のことである。 皆さんは案外この同詩異曲が多く存在しているということを知らないのではないだろうか。 特にPOPSなどではメロ先といって、まずメロディを作ってから歌詞を流し込んで…

渋谷系の時代⑥ トラットリア編

~前回の記事~ nu-composers.hateblo.jp こんにちは。 今回はミュージシャン単体ではなく、とあるレーベルにフォーカスしていこうかなと思います。 それはこちら トラットリアです。 トラットリアとは トラットリアとは、1992年にポリスターというメジャー…

渋谷系の時代⑤ ORIGINAL LOVE編

はい、忘れ去られたころに戻ってくる渋谷系の時代のお時間です。 ~前回の記事~ 本当に久しぶりに書くっぽいですね。草。 前回までに渋谷系御三家と言われたり言われなかったりするFLIPPER'S GUITERとPIZZICATO FIVEを紹介したので、残りのORIGINAL LOVEを…

巨星次々に堕つ -モリコーネ、カプースチン、服部克久、田中利光

鎮魂 長い梅雨がコロナとともに国民に強いストレスを与えている中にあって、中共と米国の緊張は高まり、日本の馬鹿は相変わらず寝ぼけているというとき、世界中から相次いで衝撃的な訃報が届いた。 まもなく梅雨は明け、今度は凄まじい酷暑が列島を包み込む…

続・ヒットチャートを比較する

~前回の記事~ nu-composers.hateblo.jp 続きです。実はまだ比較する予定でした。 (すべて5/20のチャート) フランス クラシック音楽の世界ではフランス音楽は調性が希薄で、美麗な曲が多い印象がありますが、現代の大衆音楽は一体どうなっているのか、その…

ヒットチャートを比較する

こんにちは。 僕は数あるサブスクリプションサービスの中でもApple Musicを使用しているんですが、なんと各国のヒットチャートを見れるんです。 各国のヒットチャート達 楽しそう。 ということで、今回はこのチャートをのぞいてみることにします。これはデイ…

渋谷系の時代④ ピチカート・ファイヴ編〈後編〉

~前回の記事~ nu-composers.hateblo.jp こんにちは、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 僕はひたすら居間で0歩生活を送っております。超無気力です。定年退職後の男性が急速にボケ始める理由がわかるような気がします。 それはさておき、なんか野宮真貴と…

渋谷系の時代④ ピチカート・ファイヴ編〈前編〉

~前回の記事~ nu-composers.hateblo.jp さて、超弩級不定期連載「渋谷系の時代」、今回は割と間を空けずに戻ってきました。 今回はピチカート・ファイヴ編ということで、ようやくフリッパーズギターの二人から離れられました!やったー。 ピチカート・ファ…

音楽遍歴 in 大学生活~大学4年間を振り返って~

はじめに お久しぶりです、gyoxiです。 クリスマスに記事を投稿した後、卒論の追い込みだ、発表の準備だ、それが終わったから遊びに行くだしていたらもう3月になってしまいました。卒論の方はと言いますと、正月実家から帰ってきてさあ卒論を書くぞとPCを広…

渋谷系の時代③ 小沢健二編

~前回の記事~ nu-composers.hateblo.jp お久しぶりです榊原です。さて、超弩級不定期連載「渋谷系の時代」、時が流れコロナウイルスでイベントも流れ、みんなが存在を忘れた頃に戻って参りました。 今回は小沢健二編ということで、フリッパーズギターの有…

本家紅白歌合戦がゴミクソつまらないので「ぼくのかんがえたさいきょうのこうはくうたがっせん2019」を発表する

こんにちは。突然ですが紅白歌合戦ってクソですよね。毎年大体同じ人間が出るし、というか故・ジジイのアイドルグループが幅をきかせているし、曲はつまらないし、演歌歌手が出てきたかと思えば歌唱中にけん玉やったりなんだり。嗚呼視聴率嗚呼視聴率!音楽…

クリスマスナンバー・クラシック編

メリー・クリスマス 前回今年最後の担当記事と言いましたが、クリスマス特集をやるという会長の意向でカムバックしてきました。どうも榊山です。 時は12月、クリスマスの音が迫ってきますね。 恋人の時間?ミサの時間?サイレントナイト?ホーリーナイト? …

独断で選ぶニュースを音楽で2019

2019年から2020年へ 2019年もあと僅か。 すっかり師走の只中ですが、皆様いかがお過ごしですか? 今年は個人的に大きな転機になった年でしたね。弟子の活躍により、自分のこと以外にものアチコチ飛び回ることが増え、仕事面でも大きな激震があったりとてんや…

なんだかんだ言って子供向け番組が一番シュールな番組が多い

第一部「みんなファイテンションシリーズを見ていたのにファイテンションシリーズのことを忘れて今を生きている」 こんにちは、榊原です。他人の幸福を許しません。 突然ですが、この前Twitterで「アイ・フィールド」という短編アニメを見つけまして 【お知…

音楽のギネス記録?

ギネス 小学校で音楽の基本、つまりは楽譜の基本を習ったときに皆さんは気になりませんでしたか? え?何がって? 音楽のギネス記録ですよ!! f(フォルテ)が2つになるとff(フォルテシモ)になり、さらに3つになればfff(フォルテシシモ)になりま…

渋谷系の時代② 小山田圭吾編

~前回の記事~ どうも榊原です、ご機嫌麗しゅう。 さて、書いた本人すら存在を忘れかけていた不定期すぎてもはや不連載が再開します。 今回は小山田圭吾編ということで、フリッパーズ解散以後の小山田圭吾の軌跡を辿っていきます。それではレッツゴー。 ソ…

月の光ものがたり

月 日本には月を楽しむ風情ある文化があります。「中秋の名月」「十六夜」「朧月」月にまつわる言葉もたくさんあって、どれもとても雰囲気がありますね。 そういえば今日は今年の中秋の名月に当たるそうですね。 月を見あげて様々に思いを巡らせるのは日本人…

ちょっとだけ覗く現代音楽 - 歴史編2 百花繚乱の時代へ

キノコおじさん 前回はキノコおじさんの登場までを簡単に振り返りました。 ここまでを纏めてみると次のように言えると思います。 ①調性音楽の歴史が続いている ②調性を壊したくなる ③調性の代わりの原則を見つける ④全部計算で縛ってみる ⑤だるいから好き勝…

渋谷系の時代① フリッパーズ・ギター編

90年代と聞いて何を思い浮かべるでしょうか? バブル、小室ブーム、ジュリアナ東京、世紀末......などなど様々ありますね。 そんな文化乱立時代の90年代に花開いた音楽ジャンルの一つに「渋谷系」があります。 まあ正確に言うと ジャンルではないんですがね…

ちょっとだけ覗く現代音楽 - 歴史編1 ジョン・ケージ登場まで

現代音楽って聞いて何を思い出しますか? 一般的な現代音楽のイメージ ・難しい!・音楽に聞こえない!・吐き気がするっ!・笑っちゃうwww・真面目に何やってるの?・どうしてこうなった?・あれでお金もらうの?・詐欺にはならないの? ……………す、すいません…

ジャパノイズ入門

これまでのあらすじ 20XX年、日本はガラパゴス化しまくり、 もう手遅れなくらいに音楽後進国となってしまった。 しかしながら、ノイズミュージックにおいて、 かつて日本のものはジャパノイズと呼ばれ、一定の評価を得ていたそうな。 ということで過去の栄華…