~前回の記事~
続きです。実はまだ比較する予定でした。
(すべて5/20のチャート)
フランス
クラシック音楽の世界ではフランス音楽は調性が希薄で、美麗な曲が多い印象がありますが、現代の大衆音楽は一体どうなっているのか、その謎を探るために我々はひたすらググったのです。
全員ヒップホップMCである。
フランスのポップスは死んだ、みたいな話を聞いたことがある(ソースは2ch)んですが、これを見る限りそうであるような気がしなくもない。
しかし、その一方で今まで見た国々とはランクインする面子が違うのは明白ですね。 では適当に抜粋してみましょう。
BOOBA(ブーバ)はフランスのヒップホップMCです。なんかポケモンにいそう。
BOOBAは4位にも登場してます。なんか大体おんなじ雰囲気の曲でした(適当)。あとZEDは誰かはよくわかんないです。ZEDDなら知ってるんですけどね。
それにしてもまたトラップの曲(前回参照)ですね。いつまで流行ってんだ、という気はしないでもないですが、人気は健在のようです。
とはいえトラップじゃない曲も目立ちます。たとえばこれ。
「ターッカタッカッタッカッタッ」的なリズムパターン(名前忘れた)を使ってる曲がちらほら見られます。トラップの次に流行ってるのはこのリズムパターンなのか??いや逆に既に流行った???知りません。そもそもこれもトラップかも(は?)
ドイツ
クラシック音楽でドイツといえば、ベートーベンに代表されるように非常にがっしりした曲が多い印象がありますが、現代は一体どうなんでしょうかね。
また例に漏れずヒップホップが席巻してますね。ヒップホップばっか聴いて飽きんのか?
ただ言語の違いからか、ちょっとフロウが純英語話者と違うのが面白くはあります。めちゃドイツを感じる。行ったことありませんが。
ドイツはアメリカやイギリスでランクインしたのが入りつつも、大半はそうではないのが入ってますね。
ブラジル
どの国でもヒップホップMCしかいなくて飽きてきたのでそろそろ大陸を変えましょう。ブラジルです。
ブラジルといえばこの記事
ですが、現代ポップスがどうなっているかも気になりませんか?僕は気になります。
「人間いつかはみな死ぬ(意訳)」の名言でおなじみの大統領の国、ブラジル。現在のような阿鼻叫喚の無間地獄になる前はこんな音楽が聴かれていたようです。やはり南米にもなると西洋の影響は薄いのか、独自の音楽のランクインが目立ちます。
というか、
久々にラップじゃない普通の歌謡曲がランクインしてて感動しました。EDM要素はありますけどね。
Dua Lipaはイギリスの歌手です。この曲Don't Start Nowは2019年の曲なんですが、なぜか2020年のブラジルで大受けしているようです。なんで?
これは2位の曲です。ブラジルじゃん......。すげー爽やかなギターデュオなんですが、日本人からは出てこない節回しが散見されてとても良い気分になります。なんというか、こういうのを期待して比較してたんだよなあ......。
なんかブラジルの曲にはYoutubeにライブ映像が多くて、客がめっちゃ歌ってるのが多いです。ライブクッソ楽しそう。
ちなみによく出てくる(Ao Vivo)という文字列は、ライブという意味です。
アルゼンチン
アルゼンチンはブラジルと隣接しながらも使用する言語が違うことからもわかるように旧宗主国が違います。さらにブラジルでは先住民との混血が進みましたが、アルゼンチンではそこまででもなかったため、音楽的なバックグラウンドに大きな違いがあると考えたが、実際どうなんでしょうね。
こんな記事もあるので俄然気になっちゃいますよね。
さあ、ヒットチャートは大きく異なるのでしょうか、見ていきましょう。
西洋とあんま変わんなくね????
ただこういう曲もあるので一概にそうとは言い切れないところではあります。
ギターにアルゼンチンみを感じるような気がしないでもないです。
フィメールラッパーがランクインしてるのもちょっと新鮮です。西欧はゴリゴリの男が多かったので特にそんな感じがします。
南アフリカ
黒人音楽の源流はアフリカにあります。すなわちヒップホップと親和性が強い人種なのではないだろうか、しかしあれはアメリカで生まれたものだから、本土の人間にはあまり関係が無いのかもしれない。さあどうだろう。
......特筆すべき点がねえ
おわりに
なんか白人文化圏でめちゃくちゃヒップホップが流行してるのがよくわかりました。あとブラジルは良い国ですね。
更にこの後流行歌がコロナ禍でどうなったかも気になりますね。露骨に明るい歌が増えたり暗い歌が増えたりしてたら面白いので、またやるかもしれません。では。