~前回の記事~
こんにちは、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕はひたすら居間で0歩生活を送っております。超無気力です。定年退職後の男性が急速にボケ始める理由がわかるような気がします。
それはさておき、なんか野宮真貴とかいう人間が出てきたところで終わっていましたね。続きです。続きとは言っても、ここからリリースが死ぬほど増えるので全部挙げるのは諦めました。自宅待機で死ぬほど暇な人は探して全部聴いてみてください。そいではごー。
1990年 レコード会社移籍
レコード会社移籍に伴ってリリース攻勢を仕掛けていきました。時は1990年、情報にあふれた現代とは異なり、広告打てばそれなりに売れる時代です(偏見)。
カネボウの化粧品のタイアップや、ウゴウゴルーガのOPなど、タイアップバンバン打ち出してヒットしたようです。
↑これはカネボウのCMになったやつ
↑これはウゴウゴルーガのOPになったやつ
この東京は夜の7時はなんか聴いたことがあるような気がしないでもない人もいると思います。実際それは正しくて、リオ五輪の閉会式での東京パラリンピックのプロモに使用されてました。まあバキバキに編曲されてますがね。
この映像を見てまだ見ぬ五輪に胸を躍らせたものですが、東京五輪どうなっちゃうんでしょうね。
そんなことはどうでもよくてですね、言いたいのは五輪のプロモに使われるくらいには売れたということです。
そして世界へ
ついでにマタドールレコードから北米デビュー。当時アメリカでは日本のミュージシャンを北米市場に売り出すのが流行ってたらしく、ピチカートファイブももれなく売り出されたようです。なので国内でバカ売れしたから輸出、というわけではないです。ちなみにコーネリアスとかもマタドールから何枚も出してます。
この北米市場向けに出されたのがミニアルバムの5×5です。これの後に高宮が抜けてピチカート・ツー状態になります。
このミニアルバムに収録されているTwiggy Twiggy Twiggy VS James Bondがなんかの映画かドラマに使われたらしく、向こうでは有名らしいです。
後これは本当にどうでも良いですが、僕が初めて聴いたピチカートファイブの曲がTwiggy Twiggy(Twiggy VS James Bondのソロがないver)なんですが、
本当に中身がないですよね。3時間猫と待って???!?だから!??!?!?!??!トゥイギーのミニスカートが????!?!?何
みたいな感じですわ。MVの謎のダンスも余計僕を苦しめました。
そのMVですが、いうてかなーりおしゃれですよね。衣装とかもなかなかポップでかわいらしくて。こういうビジュアル面での強さは野宮様々であるとおもいます。田島だと絵面が渋すぎて絶対無理ですからね。
あとMVで特徴的なのはなんか画面いっぱいに横文字が出るやつです。
これダサいのかかっこいいのかよくわかんないですが、すげー意外なことにヒャダインが真似してます。
ヒャダインは小西の曲が好きらしいです。たしかにピチカートファイブはたまにちょっとアニソン感を感じさせなくもないときがあったりしなくもなくなくないです。
まあそんなこんなでゴリゴリタイアップと野宮というおしゃれアイコンを手にしたピチカートファイブはどんどん新曲を発表していきます。
これ個人的に一番渋谷系してると思います。
さらに滅茶苦茶どーでもいい話をします。求められなくてもします。お家で暇だからね!
私は女性上位時代というアルバムを持ってるんですが、その中に収録されてるナレーションで小西と野宮がひたすら甘~いしりとりをしまくるんです!甘すぎて無理、渋谷系大抵甘すぎてもうおなかいっぱ~い!になる節があります。音楽関係ないけど。
この無理さはThe GerogerigegegeのB面最初の曲とある意味同じだと思います。
ま、この曲のリンク貼りたかっただけなんですけどね、はは。
はい、どーでもいい話おわり。
そして解散
2001年1月1日、さ・え・らジャポンという、ゲストたくさんのアルバムを出しました。
「『さ・え・ら ジャポン』の出来が、ゲストの力を借りる形で今までになくすばらしい出来上がりで、解散するなら(最高の状態の)今かな」by小西
と言ってるが本当はどうなのか。同年3月31日に解散してしまいました。
理由は何にせよ、ピチカートファイブの解散により渋谷系の残党はカジヒデキくらいになり、カジヒデキか~みたいなところに宇多田ヒカルや椎名林檎といった若手が台頭してきたので渋谷系は(ジャンルとしては)完全におわりました。この文章には偏った趣味があふれ出ています。
解散後
小西は2011年にピチカート・ワンとして活動したりしなかったりしました。普段は業界の裏側にいて、サントラや楽曲の提供をしているようです。
SMAPとかそこらへんの曲で小西を見つけることもできます。これは小西作曲。
野宮はたまに過去曲のカバーをしたりしなかったりしています。他にもモデルやナレーションなど、色々マルチに活動しているらしいです。
ということで後編も終わりです。
さあ、渋谷系の時代、次があれば田島貴男のバンド、オリジナル・ラブですが、果たして次はあるのか。