音楽理論
シリーズ「ロシア・アヴァンギャルド」 Nikolai Andreevich Roslavets 第1章 問題設定 (Roslavets理論再検討の必要性) 20世紀初頭のロシア音楽においては、調性崩壊以後の音組織の問題が、単なる無調の導入としてではなく、より構造的な音素材の再編として…
シリーズ「ロシア・アヴァンギャルド」 アレクサンドル・スクリャービン― ロシア神秘主義と拡張調性の創造 Aleksandr Scriabin 1. 序論 20世紀ロシア音楽の前衛的展開は、ほとんど例外なくアレクサンドル・スクリャービン(1872–1915)を起点として始まる。…
弾け弾です。突然ですが皆さんは、音楽におけるテンションって何だとお考えですか? 手元にあった書籍を見ると「ハーモニーに緊張感を与える」と書かれています。 でも、音楽理論を勉強しようと思った時に、心理的な説明だけでは物足りない、もっと原理を知…
Superscriptio/Brian Ferneyhough 先日本ブログに当会の発起人であるトイドラくんが面白い記事を書いた。曰く、彼は梅本佑利のコンサートを聴き、彼の作風の変遷に触れ、そこで「現代音楽=無調」の時代は終わったと感じたというものであった。 ちなみに、こ…
三度の飯より17度が好きな弾け弾です。 以前紹介した、なかなかお耳にかかれない17と名付けたコード。これと#9、改め♭17は、クラシックの二次転位音(当記事ではその中でも上部倚音の上部倚音を指しています)だと解釈できるという説明をしました。 nu-compo…
弾け弾です。最近あった大災難予言絡みで新たに知ったのですが、震度5弱って5~5.5じゃなくて、4.5~5の範囲を表してるんですね。そして震度5強が5~5.5になります。そう考えると2時間弱・強の言い方と割と似てるんですねー。 ・・・いや最近と言いつつ、2025/…
弾け弾です。 と~にかく転調が多いジャズの難曲、サックス奏者のジョン・コルトレーンが作曲したGiant Steps。ご存知の方も多いと思います。 www.youtube.com 私も知ってはいるが、この曲に対して語れることは何か。残念ながらコード理論の解説サイトで知っ…
どうも、トイドラです。 世の中にはいろんな3要素がありますよね。たとえば、色の3原色。これら3つの色を混ぜれば、全ての色を作れます。 色の3原色 あるいは、3大栄養素。僕らの体を動かすエネルギーとなり、体を動かしてくれます。 3大栄養素 あるい…
万博に行ってきました!※前置きです。 こんにちは、弾け弾です。 私は名古屋作曲の会に所属していながら、関西在住です。1週間前に始まった万博も予約さえとれば気軽に行って帰れます。開幕券が安いこともありどれどれ、と早速昨日行ってきました。 各国の展…
どうもトイドラです。 最近、作曲理論関係で面白い本が出版されました。 西尾洋著の「許される連続5度」です。 連続5度と言えば、クラシック音楽においてあまりに有名な禁則です。 この本では、「そもそもなぜ連続5度はダメなのか?」という疑問を皮切り…
fantasma/nostalgia 時は2023年、コロナ禍が長引き巷にはこれらの対策に疑問を唱える「我慢のできなくなった民」が出現し始め、くちぐちに聴くも虚しい「陰謀論」を言い出していた。 私は基礎疾患者、そして科学の純然たる信奉者としてコロナ対策へのマスク…
アイドルコードとの邂逅 初めまして。3度の飯より9・11・13度のテンションコードが好きな弾け弾です。バーチャルユーチューバー(VTuber)の配信を見るのがルーティーンです。 2010年代、アイドル戦国時代と呼ばれる時代では、外見の美しさに加えて際立った個…