名大作曲同好会

“音楽”を創る。発信する。

Easy Listnerのためのアニメサントラ選 ~ココロ図書館編~

【前回】

nu-composers.hateblo.jp

 

アーカイブ

ARIA/スケッチブック/灰羽連盟/あっちこっち/風人物語

 

梅雨がまだまだ続きますが、晴れ間には陽射しが眩しい季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。どうも、gyoxiです。今日紹介するサントラは、太陽の眩しいこれからの季節にぴったりのこの一枚。

 

ココロ図書館

より

 ココロ図書館オリジナル・サウンドトラック

 

f:id:nu-composers:20210703104302j:image

 

ココロ図書館について

ココロ図書館」は、こころ・あると・いいなの三姉妹がココロ図書館の司書として働く中で起こる様々な出来事を描いた作品だ。いわゆる癒し系日常作品で、アニメの脚本曰く、"「全く毒の無い」物語"に仕上がっているとのこと。視聴した私としても、あまり深くは刺さりませんでしたが、「いやこれ、絶対に熱烈なファンがいるでしょ」と感じるほどの癒され具合でした。これはなかなか...

さて、そんな作品の原作は髙木信孝・脚本は黒田洋介が作っている。

 

大阪を本拠地とする一流家電メーカーで技術者をしながらBoo(ぶぅ)というペンネームで同人誌活動を行ってきたが、30歳のときに漫画家を目指して退職[1]。

友人である脚本家の黒田洋介の脚本で執筆した『ココロ図書館』(『電撃大王』)で商業誌デビューを果たす。同作品は後にアニメ化された。

高木信孝 - Wikipedia

 

f:id:nu-composers:20210703101759j:plain

黒田洋介さん

高校卒業後、東海大学に入学。在学中は漫画研究会に所属。本人曰く「行かなくなってしまって」19歳で大学を除籍。雑誌編集者を経て、1993年スタジオオルフェ結成に参加。ゲームシナリオの仕事をしていた関係から本格的にアニメ脚本を手掛けるようになる。[2]


で、なんで今回は脚本まで紹介しとるのか、ということですが、実は髙木さんと黒田さんは

髙木さんが漫画家を志望して退職することを黒田さんに報告→黒田さんが「今から修行するのでは遅い」と判断→『月刊コミック電撃大王』の編集長に髙木さんを売り込み→黒田さんが脚本を書くことを条件に商業デビュー(ここまで約一時間半)

ということがあったのだそうです。いやはや、人の縁とはすごいもんですね。

さてさて、このアニメーション作品の監督を務めるのは舛成孝二だ。

 

f:id:nu-composers:20210703094812j:plain

舛成孝二監督

観客へ手を広げてウェルカム!「宇宙ショーへようこそ」舛成孝二監督 : 映画ニュース - 映画.com

 

初期はますなりこうじ名義で活動していたこともある。

2001年に製作されたOVA作品『R.O.D -READ OR DIE-』は大反響を呼びアニメ監督として高い評価を得る、同時にこの作品はヒットし続編が監督自身によって2003年に『R.O.D -THE TV-』としてテレビアニメ化された。

舛成孝二 - Wikipedia

 

私が観た舛成監督の作品は、かみちゅ!です。というか今観てます。これもまた、なかなか素晴らしい作品でして、まあ、この話は、いずれまた...

([追記]この記事を書き終わったその日の夜、「宇宙ショーへようこそも視聴しました。面白かった...)

 

ココロ図書館の音楽について

さて、そんな毒のなく、柔らかで優しい作品の音楽を作っているのは保刈久明だ。

 

f:id:nu-composers:20210703091515j:plain

保刈久明さん


保刈久明ファーストライブ『The Day of Solaris』開催決定!|株式会社 キョードー東京のプレスリリース

保刈 久明 (ほがり ひさあき)は、日本作曲家編曲家音楽プロデューサー福島県郡山市出身。

同郷の小峰公子と結成したユニットKARAK1991年メジャー・デビューしているが、2010年現在、同ユニットは事実上の活動停止状態である[1]

ギタリストとしては溝口肇ZELDA濱田理恵ZABADAKなどのレコーディングやPSY・Sのライブツアーバンドに参加した。

新居昭乃の作品における共同作曲、編曲、ライブサポート(エレクトリック・ギターなど)、ROCKY CHACKの編曲、プロデュースのほか、アニメ・映画関連の仕事も多い。

2013年には、初のソロアルバム『DOZE』を発売した。

保刈久明 - Wikipedia

 

そんなココロ図書館サウンドトラックには、”爽やかな夏”を感じ取ることのできる曲がいくつかある。今回はそんな曲を聴いて、間近に迫る夏に思いを馳せてみよう。

 

窓に映るひまわり

この窓とはおそらく図書館の窓のことだろう。山奥の古びた図書館の窓から見える、空とひまわり。比較的彩色の少ない図書館の中から眺める、目に鮮やかな青と、そこに揺れている黄色。この曲を聴くと、そんなクッキリとした色彩が瞼の裏に映る。

 

空につづく坂道

深く青い空に聳え立つ大きな入道雲。目に染みるような空の青。そんな景色の中をゆっくりと登ってゆき、ふと後ろを振り返ると、遠くに見える街並みに向かって、爽やかな風がドゥっと吹き抜けてゆく。この曲からは、そんなひと夏の爽やかな体験追体験することができるだろう。

 

風の強かった日

林の木々を揺らして絶え間なく吹き抜けていく、気持ちの良い爽やかな風。その風に乗って、自分もまた、林の中をかけてゆく。眼に眩しい木漏れ日たちがキラキラと踊る。気持ちの良い風の疾走感を全身で感じることができるのがこの曲だ。

 

遠い夏 光の庭

誰しもが持ってる、夏に関する記憶。人それぞれ、さまざまな思い出があるだろうが、それはとても懐かしく、そしてどこか穏やかで静かなものだ。この曲は、そんな遠い夏を思い出すときのあの懐かしい気持ちで溢れているのだ。

 

おわりに

今回はココロ図書館サウンドトラックを紹介した。蒸し暑いまだまだ梅雨も続きそうでなかなか爽やかにはいかないかもしれないが、このサウンドトラックを聞いて気分だけでも爽やかな夏を満喫してみてはいかがだろうか。それではまた。

 

~次回~