ネタがない!
ありません。この前ハイエイタス・カイヨーテのライブに行き、ものすごいよかったのですが、ライブ当日は東海道新幹線が全線止まるレベルの記録的な大雨で、かつ11月の野外開催だったので完全に体調を崩してしまい、記憶が飛びました。
そのまえには長谷川白紙のライブにも行く予定だったのですが、中国渡航と被ってしまいチケット代が飛びました。トリプルファイヤーのライブはまだです。
というかここ数か月ものすごい勢いで移動しており、あらゆる記憶が交錯して逆に何も覚えていません。
このように、書こうと思ったネタが全て飛んだ今、あれをやるしかないわけです。
とれ高サイコロをな!
~前回のとれ高サイコロ#1~
前回はAppleのおすすめを聴き続けましたが、これには「自分が普段聞いている曲に似た曲しか出ない」という明確な欠点がありました。今回は複数の変数を取り入れることによって、自分が全然知らないタイプの音楽への邂逅をめざします。
まずこちらの乱数メーカーで、4桁の数字を10個生成します。
結果は
- 9319
- 8136
- 8659
- 9726
- 3354
- 9538
- 2821
- 4037
- 8643
- 8842
でした。
次にこれらの数字をGoogleで検索し、最も上に出てきたウェブページからインスピレーションを得て、何らかの日付を取得します。
思ったより時間がかかってしまったので、今回は上の二つだけ紹介します。
9319
9319は中央倉庫の証券コードでした。
会社情報に飛びます
会社概要から1927年10月18日創業であることがわかりました。
この日に発売された音楽を調べた結果、B.F. Goodrich Silvertown Cold OrchestraのUnique Collectionがヒットしました。
聴いてみましょう。
B.F. Goodrich Silvertown Cold Orchestraは実業家であるB.F. Goodrichがスポンサーを務めた、アメリカの音楽バラエティラジオ番組だそうです。一時間丸々音楽(しかも楽団付きの)とはなかなか豪華でうらやましいですね。1925-1935の間放送されていたようです。音楽もそのあたりの時代のアメリカ音楽らしく明るくポップです。
8136
8136はサンリオの証券コードでした。
企業ページに飛ぼうかと思いましたが、サンリオといえば社長の姿がじわじわと面白かったことを思い出したので、サンリオの社長の名前を検索します。
すると一本の記事がヒットしました。
この記事の公開日が2023年6月15日でした。
2023年6月15日発売の曲は検索しても出てこなかったので、代わりにこの日に発売されたゲームを検索しました。
するとUndawnというゲームがヒットしました。
UndawnのOSTを検索します。
ありました。
普通にかっこいい劇伴でした。
とまあこのように、この方法で適当な数字に基づいて適当に聴き続けると、なんか普通の音楽がヒットしていく傾向があるのではないかと思います(n=2)。というのも、普通の音楽は検索結果の上位に出てくる気がするため、検索エンジンを用いた手法には限界があるからです。ちゃんと調べたわけではないですが、なんかそんな気がします。
本当に誰も知らない音楽を聴きたい場合、書籍におけるIBSNコードみたいなものを引いてくる必要がありそうです。でもなんかそんなものはなさそうな気もします(各プラットフォームごとにはありそう)。
そう思うとApple MusicのAIは優秀ですねー。だが俺はいつか必ずあいつらに勝つ。