名古屋作曲の会(旧:名大作曲同好会)

“音楽”を創る。発信する。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

渋谷系の時代① フリッパーズ・ギター編

90年代と聞いて何を思い浮かべるでしょうか? バブル、小室ブーム、ジュリアナ東京、世紀末......などなど様々ありますね。 そんな文化乱立時代の90年代に花開いた音楽ジャンルの一つに「渋谷系」があります。 まあ正確に言うと ジャンルではないんですがね…

アイスランドの二人の女性作曲家を聴く

アイスランド アイスランドの作曲家と言って数人の名前を挙げられる人はクラシックフリークでもかなりの通だろう。 実にアイスランドのクラシックの歴史はまだまだ短く国歌を書いたことでも知られるSveinbjörn Sveinbjörnssonが生まれたのが1847年で古く最も…

ちょっとだけ覗く現代音楽 - 歴史編1 ジョン・ケージ登場まで

現代音楽って聞いて何を思い出しますか? 一般的な現代音楽のイメージ ・難しい!・音楽に聞こえない!・吐き気がするっ!・笑っちゃうwww・真面目に何やってるの?・どうしてこうなった?・あれでお金もらうの?・詐欺にはならないの? ……………す、すいません…

谷川俊太郎作「なんでもおま〇こ」は俗悪な詩なのか

谷川俊太郎を知らない人はいないでしょう。 日本で最も高名な詩人の一人で、小学生の国語の教科書に載っている詩「いるか」や、合唱曲としても有名な「生きる」 、鋭い切り口で孤独をとらえた「二十億光年の孤独」なんかが有名ですね。 彼の詩は、非常にシビ…

このブログについて

さて、第1回の記事があんな内容になってしまったので、あまりにも今更ですが、改めてこのブログでやっていくつもりのことについて話しておきたいと思います。 我らが名大作曲同好会は、現時点で12名の会員を抱えています(2019/06/10現在)。 普段の活動はほ…

はじめての曲作り

今回は真面目に、当会のオルゴールコンサートのために作った曲を紹介します。 33弁オルガニートとピアノのための小品集「ノスタルジア」 33弁オルガニートとピアノのための小品集「ノスタルジア」より「灯り」 この小品集は「夕暮れの公園」、「灯り」により…