どうも、名作会会長のトイドラこと冨田です。
僕は最近、YouTubeで「音楽ガチ分析チャンネル」を開設しました。
ポップス、クラシック、ジャンル問わずいろんな音楽を理論分析するチャンネルです。
そんな音楽分析でいいのか
で、「なんでいまさら???」という話になるわけです。
正直YouTubeをやり始めるには遅すぎるタイミングですし、音楽分析をしている人気チャンネルも既にあります。
「音大生が分析してみた」「プロ作曲家が語ってみた」などといった訴求力のある動画、いくつもありますね。
しかし、その内容を見てみるとどうにも大したこと言ってないんですよね。
まず、音楽分析をうたいながら ① コード進行の分析しかしていない ケースが大半。
音楽はコードだけではないので、旋律線の対位法的なリズム分析とか、ヴォイシングの特徴、あるいは楽曲の構造分析とか、解説すべきことは無数にあるはずです。
それこそ音大生とかであれば、そういうあたりに言及するのが職責だとすら思うんですが。
そして第2に、 ② 偏ったジャンルの知見しかない という問題点も感じます。
クラシックの分析をする人はクラシックしか知らず、ポップスの分析をする人はポップスしか聞かない。
そのせいで、分析のクオリティもそこそこになっている気がします。
音楽って、ジャンルは数あれど全部おなじ音楽ですからね。
official髭男dismの「cry baby」、旋律の動きがかなりオーケストラ的だし、ベートーヴェンの「月光ソナタ」第3楽章にはメタル・EDMとの類似点が見られますし……。
「音楽ガチ分析チャンネル」の理念
というわけで、「音楽ガチ分析チャンネル」では次のような理念を掲げて分析をしていこうと思います。
1. 多角的な分析
コード進行の分析を中心には据えつつ、いろいろな視点から楽曲の魅力を解き明かしていきます。
2. 音楽のジャンル不問
クラシックだろうがPopsだろうが、もちろんそれ以外の音楽でも、オモシロ音楽であれば無差別に分析します。
その意思の表れとして、このチャンネルではコード進行の分析に2種類の表記法をあわせて書いています。
3. 中上級者向けのハイレベルな分析
現状のYouTubeでは、初心者向けのカンタン分析ばかりが目につきます。
このチャンネルでは音楽用語もバカスカ使い、よりハイレベルな分析をお届けします。
難しい専門用語にはちゃんと解説も付けていますので、用語の勉強にもなります。
4. バラエティ番組みたいな要素の排除
Youtubeだと、どうしても再生回数を稼ぐために余計なことを言ったり書いたりしがちです。
「音大生が~」みたいな肩書でハッタリをかましたり、妙に引きの強いサムネをつくってみたり。
しかし、このチャンネルの目的はあくまでクオリティの高い音楽分析をお届けすることです。
誠実に意味のある動画を作っていきます。
おわりに
そういうわけで、「音楽ガチ分析チャンネル」是非ごひいきにしてください。
今後も不定期で動画を上げていく予定です。
こうご期待!