こんばんは。榊原です。
卒業までにDTMでミニアルバムでも出そうかなと思い、曲をちまちま作っています。
DAWがクラッシュしました
DAW(Studio One)がクラッシュしました。うんともすんとも言いません。いや、「うん」とか「すん」とか言われたらそれはそれで困惑するのですが。そういうことではないですね。
まずDAWを再起動してみます。
そのためにまずタスクマネージャーからタスクの終了をします。キャプションを見るとDAWが全然応答していないことが判明しました(それはそう)。CPUやメモリを食っている訳ではなかったので、PCスペックの問題ではなさそうです。ファイルが壊れたのかな? それは困る。
次にPCごと再起動してみます。全然開きません。
仮に作り直すとして、コード進行は割と素直なので多分なんとかなるのですが、リズムやオートメーションが結構複雑で、これを再現する気力はないです。なのでデータのサルベージを図ります。楽したいので。
それではしばらくの間、データ復旧作業と格闘する私の姿をお楽しみください
そんな楽したがりで怠惰な私のためではありませんが、Studio Oneには頼まなくても勝手に5分毎に保存してくれる素敵機能があります。YOU最高だよ。そしてそれはhistoryというファイルに入っています。
というわけでhistoryから自動保存されているファイルを開きます。
開けません。最新のファイルだけでなく片っ端から開いてみます。開けません。
......おやぁ?
普段ならこれで解決するのですが、そうでないということは単純にファイルが壊れただけではないのかもしれないし、そうではないのかもしれない。わからない。やれやれ。パスタでも茹でるか。
パスタをゆでている間、インターネットでDAWに強い人のブログなどを片っ端から読んでみました。
どうやらDAWに問題がある場合、新規ファイルを立ち上げて音を出すと治ることもあるらしいです。ほんとかよ。ということで試してみました。
ダメでした
ダメでした。
はぁ......。
さらに調べたところ、サードパーティ製のプラグインが悪さをしている場合もあるそうです。そんなプラグイン売るなよ。
ということで、一回プラグインを全部抜いてみます。
私はローカルディスクCにあるファイルを読み込み対象にしていたので、そこから適当な場所に移しました。まあまあ面倒いです。
ちなみにStudio One 5.2以降だと、こんなことせずにDAWの設定弄るだけで同じ事ができるそうです。便利な世の中になったものですね。私が君くらいの歳の頃はそんなことできませんでしたよ。でもやっぱりこういうしち面倒くさい工程を踏んで原理とかを学ぶことってさ、結局何をするにあたっても潰しが効くっていうか、そういう意味では君たち若者は損してるよね(笑) まあ、だからと言って前みたいにやろうなんて誰も思わないんだけど(爆)
そう、私は5.0だったのでできませんでした。コンマ2の差でこのザマよ。陸上短距離走か?
ということで抜きましたが、案の定ダメでした。
.......。
もう少しの間、データ復旧作業と格闘する私の姿をお楽しみください
マジで何がダメなんだ? ということで、もう一度新規ファイルを立ち上げます。StudioOneには今まで作った曲からプラグインの設定とかmidiファイルを流用する機能があります。というか今回調べているうちに知りました。(今まで作曲するたびに毎回新規で音作ってたんですが、面白いけどダルかったのでこの機能はありがたいです。つか今までの私、馬鹿?(馬鹿) )
この機能を利用して、開けないファイル=破損しているファイルの有無を確かめます。開けなかったらおしまいです。
結果、Tracksファイルがひらけませんでした。おしま〜い!
ちなみにこれは、プラグインの設定とその打ち込んだデータが入っているファイルっぽいです。MIDIデータは生きてるのが確認できたので、プラグインに関するデータがイカれたっぽいですね。それがわかったからといって、私に打つ手はもうないのですが。死ね!
お手上げ
お手上げです。もうじき完成しそうだったのでショックです。6年ぶりくらいに書いたバラードだったのに......。しばらくはノイズに塗れた曲しか書けないと思います。
(※ちゃんとした曲を書きます)
あとは神頼みということで、ダメ元でフリーズしている状態で放置してみます。神なんて心の中にしか存在しないから、物質世界への干渉を願ったとて意味ないけどな。
〜8時間後〜
開いた
開いた。え?????????????????
とにかくデータ確保のために別名保存して、ステムデータもエクスポートします。
そして別名保存したファイルを開きます。ここで全然開けなかったらもうどうしようもなかったのですが、すぐ開きました。
よかったーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!! だけどさっきまでのはマジで何だったんだ。茶番?(部分的にそう)
ファイルが壊れてたのは壊れてたけど、染色体の損傷乗り越え修復(あまりに伝わる人種が限られている比喩表現)的な感じで、奇跡的に読み込んでくれたということなのか。パソコンはそんな可塑性のある機械なのか。そしてこの話のどこからどこまでが事実に即した内容で、どこがブログ用に脚色した内容なのか。そもそもデータは壊れていたのか。私が機械音痴だから壊れたと勘違いしていたというだけの話なのではないのか。もしそうだとしたら、それだけのために2000字書いてる俺はマジで何なのか。あなたも貴重な時間をドブに捨ててしまっているのではないか。あなたが認識している世界は本当に世界のありのままの姿を映しているのか。一体この世界の何が嘘で何が真実か。
真面目に考える
真面目に考えます。
1.外付けHDDが落ちたから
作業中にプラグインを格納している外付けHDDが落ちた気がしないでもありません。予期せぬ終了のため、プラグインの立ち上げに異常が発生したのかもしれません。
2.PCのスペックがゴミだから
生協のノートパソコン(笑)なので、正直DAWを立ち上げるとカツカツです。PCが情報処理できてなかった可能性もありますが、タスクマネージャー的には問題なかったのでこの仮説は棄却したいです。でもスペックがゴミなのは真実なので脳裏にちらついてしまう。
以上、トラブルシューティング(?)でした。