先日発売した名作同2ndアルバム「机上の空中散歩」。
特徴的な曲が並ぶこのアルバムですが、一体どんなコンセプトがあってそれぞれの曲が作られているのでしょうか。
今回は、作曲してくれた会員たちにちょっと語ってもらいましょう。
1日目は、アルバムの1曲目を飾る「mad」の作曲者・Kosute T.会員に話を聞いてみました。
1. mad
この曲は5拍子で作りました。
僕は変拍子が好きで、特に5拍子は独特の浮遊感があって好きです。
また、途中では10拍子(6拍子+4拍子)になっています。
制作したのは1年ほど前で、その時組んでいたバンドのために作った曲です。
今回収録させて貰ったバージョンはバンドでやっていた時よりもシンプル編成でアレンジしてみました。
Radioheadの15stepという曲にインスピレーションを受けて作った曲で、聞いてみるとなんとなく似ていると思います。
Madは「狂った」という意味があります。
今回はインストですが、バンドでやっていた時は歌詞があって、日常生活で病んでしまい、心が狂ってしまった人のことを歌いました。
心が狂って、安定していない状態を5拍子の浮遊感で表現しました。
ギターは基本クリーンの音を使ってますが、所々歪みの音を入れることで、頑張って狂った状況から抜け出そうとしている心情を表しています。
途中のギターソロは、pat methenyをイメージして弾きました。
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