こんにちは。gyoxiです。
最近はクラブカルチャーが盛り上がりを見せていますね。さて、そんなクラブカルチャーと縁が深いのがクラブダンスやクラブステップと呼ばれるダンスです。
クラブダンスとストリートダンスとの違いは、どちらかというとカッコよさもありますが「自分が踊って楽しい」に重きが置かれているダンスなんじゃないかと自分は考えています。
そして、そんなクラブダンスには多種多様なジャンルが存在しています。なので今回はそんなクラブダンスを(あまり踊られていないものも含めて)一挙紹介してみたいと思います。題して...
クラブダンス大百科
メルボルンシャッフル
まずそもそも、Shuffle=引きずる・擦るという名前の如く、足を地面に擦らせて踊るのがShuffleだ。最もイメージしやすいのはPERFECT HUMANの"We〜 live in Tokyo"の動き、と言えばイメージがつきやすいだろうか。
そのShuffleの動きをシンプルに、そして深く追求したのがMelbourneShuffleだ。MelbourneShuffleには様々なスタイルが存在しているのがその深さを物語っている。そのスタイルをいくつか紹介しよう。
よくクラブで踊られているのがこのスタイルだ。他のスタイルに比べて左右前後の移動幅が少なく、所々にトリックが入っているのも特徴だ。
・AUS
最もダイナミックな横移動をするのがAUS style(Australian style)だ。また、このスタイルで踊る人はパーカーとphatpantsと呼ばれるパンツを着るという人が多く、このスタイルの特徴の一つとなっている。
・MAS
足を高く上げる独特なシャッフルをするのがMAS style(Maraysian style)だ。Shuffleの途中に挟まるトリックが種々多様なのも特徴の一つだろう。
カッティングシェイプス
ランニングマンとTステップというシンプルな構成のMelbourneShuffleに比べ、CuttingShapesはチャールストンやクラブ、ムーンウォーク(?)等の多彩なトリックと共に踊られる。TikTokやTwitterでよく観る踊りといったらコレ!という人も多いのではなかろうか(TikTokやってないから知らんけど)。主にDeepHouseやFutureHouseに合わせて踊られる。
ドラムンステップ
その名の通り、BPM175前後のDrum'n'Bassに合わせて踊られるのがこのDnBStepだ。このダンスはDrum'n'Bassの他にもロック界隈やボカクラ(ボカロ系クラブ)、アニクラ(アニソン系クラブイベント)でも踊られているらしく、知名度は意外と高い。
ハッケン
オランダ語の「木を切る」という意味の単語"Hakkuh"由来のダンスであるHakkenは最もクレイジーなダンスの一つであると言えよう。そのファッションスタイルもとても特徴的だ。このPVを見ればその文化を垣間見ることができる。
主にBPM180以上のgabbaやHardcoreTechnoに合わせて踊られており、BPM200越えのハイスピードで踊っている人も少なくない。因みに私はこのダンスが一番好き&得意です。
ジャンプスタイル
ジャンプと付く名の通り、ピョンピョンと飛び跳ねるように踊るのがJumpstyleだ。1997年にベルギーで生まれたダンスらしく(Wiki参照)、Jumpstyleというジャンルの音楽(BPM140程度のgabbaやhardstyleに近い音楽)に合わせて踊られる。もちろん、hardstyleに合わせて踊られることもある。
テックトニック
クルクルと手を回したりして上半身で魅せるダンスがこのTecktonikだ。2000年代後半にフランスで流行したダンスで、主にTechnoやTranceに合わせて踊られている。
インダストリアル
皆さんは海外ミームの動画でこの動画を見たことはないだろうか?
実はこれ、Industrialという立派なクラブダンスの一派なのである。Cybergothを身に纏い、ハードサウンドに合わせて踊っている様子はとてもカッコイイ。
リキッド
手をウネウネさせ、まるでその動きが液体であるかのように魅せるのがLiquidだ。その不思議な手の動きは不思議で、そして魅力的だ。
レイバーステップ
その名の通り、レイヴで踊られるのがこのRaverStepだ。個人的にはpsychedelic tranceとの相性がバツグンなように思うが、HardstyleやMakinaなどのハードサウンドに合わせても踊られている。
マズ
Hardstyle等のハードサウンドに合わせて上半身を使ってリズムを取るダンスがMuzzだ。やってみると分かるが簡単そうに見えて意外と体力を消耗するダンスだ。
オタ芸
皆さんご存知、オタクが踊るダンスといえばオタ芸だ。実はオタ芸にも“サイリウムダンス”と“地下打ち”の二種類が存在し、皆がイメージするサイリウムを持ったオタ芸が前者、サイリウムを使わずに全身でキモい動き(褒め言葉)をするのが後者だ。
ツーステ
テンポの早いロックに合わせて高速で脚を蹴り出すのがツーステだ。このダンス(ステップ)は主にロック系イベントや野外フェスなどで踊られているので、野外フェスなどのイベント参加経験者なら知っているのではないだろうか。
グロースティッキング
オタ芸のサイリウムダンスとも近いのがglowstickingだ。サイリウムを使ったダンスで、サイリウムに紐をつけてポイのように振り回すのがstringing、手で直接サイリウムを持ち、身体に沿わせるように動かしたり投げてキャッチしたりするのがfreehand glowstickingというダンスになる。
以上!
今回は自分の思いつく限りクラブ等で踊られているダンスを紹介しました。さて、皆さんは「これカッコいい!」「このダンス気になる!」となったものはあったでしょうか。もしあったら練習&クラブで実際に踊ってみてください。もちろん周りの様子もしっかり見てTPOを忘れずに。
それでは楽しいクラブライフを!