名大作曲同好会

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日本のエクストリームミュージック⑤山塚アイ その1

東京オリンピック覚えてますか? もう存在すら忘れかけてますよね。色々議論があったと思いますが、特に開会式は開催までの経緯を含めてドイヒーでしたね。

まず新型コロナウイルスが蔓延している状況下での開催に賛否が分かれ、小山田圭吾の(実際は傍観者だった)いじめ問題による降板があり、小林賢太郎はいちゃもんにより電撃降板しました。そして実際に開かれた式典はなんか想像してたのよりしょぼかったという人も少なくはないだろうと思います。

 

↓想像してたやつ


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話は変わってフジロックも賛否ある中で開催されました。こっちもこっちでミュージシャンが出たり出なかったりで色々大変だったみたいです。タダで配信してたので、無料に弱い私は欲望に屈し見てましたが、客側が映るたびに「いや普通に密じゃね?」と思いました。でも彼ら曰く密ではないらしいです。そうなのか......。

 

まあそれは置いといて、

FINALBY( )というグループが参加していました。ファイナルビーエンプティ(ただしエンプティは発音しない(←は?))と読みます。山塚アイとCOSMIC LAB、HORIO KANTAやNIIMI TAKAKI、MASUKO SHINJIによるユニットなのですが、ご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フジロックが初のパフォーマンスなので知らなくて当然です。

演目がこちら。


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闇のライゾマティクスみたいでかっこいいですね~。とはいえこれは全然ロックじゃなくてノイズです。フジノイズフェスティバル状態。

インターネットストーカーである私は、突然のノイズに全国のロックファン(特に若者)が泡吹いて卒倒してるんじゃないかと思い、リアルタイム検索をかけまくりました。多くの人が泡吹いて卒倒してましたが、それと同じくらいの割合で

東京オリンピックの演出この人たちだったらよかったのにね~」

という声がありました。

 

 

正気か?????

山塚アイだぞ???????????

 

山塚アイという男

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山塚アイ。特徴的な髪型はワックスでもポマードでもなく瞬間接着剤によるもの。

皆さんに山塚アイのヤバさを知っていただくためには、彼の活動初期のノイズユニットハナタラシ」の爆裂エピソード集を見てもらう必要があります。

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数々のライブで行われた主な行為

ライヴ自体が犯罪行為となりかねない以下のような数々の事件を起こしている。

 

ユンボライヴハウスの壁を壊しながら登場する。

・チェーンソーで猫の死骸を切り刻み、客席へ投げつける。

・ビール瓶をステージ上で割り、客席へ投げつける。

・コンクリートブロックを客席へ投げつける。

・大量の板ガラスを客席やフロアへ投げつける。

・大量のドラム缶をステージの上で転がし、殴りつけ、ディスクグラインダーで火花を散らした挙句客席に投げ込む。

・金属スクラップを大量に持ち込み、チェーンソーで切る。

・チェーンソーを振り回し、誤って自分の太ももを切る。

・逃げる客をチェーンソーを持って追いかけ回す。

・鎖の付いた鉄球を振り回す。

ガソリンを床にぶちまけ、火炎瓶を投げ込もうとする(止められたために未遂だが、山塚自身は完全に投げ込む気があったとされる。また、ライブハウスの運営に壊して良いと言われたため壊したが、関係の無い水道管を破裂させたため弁償が必要だったという説がある)

壊したライヴハウスの弁償代と称し、マリファナ吸い放題の入場料10万円のライヴを決行するが観客はゼロだった(この一連の行為自体がネタだったとも言われている)。

・「当該コンサートの開演中にいかなる事故が発生し危害が加わろうと主催者側に何ら責任がないことを誓約いたします」と、観客に誓約書を書かせたうえでライヴを行う。

サイキックTV来日の際のフロントアクトに選ばれるが、ライヴ当日会場にダイナマイトを持ち込みハナタラシの出演は中止となる。その時、それに激怒したサイキックTVのリーダー、ジェネシス・P・オリッジは山塚に「お前なんかに音楽をやる資格はない」、「いい加減にしろ」、「音楽をやめて真人間になれ」と説教した。

ボアダムスとして長年活動を共にする山本精一ハナタラシには参加したことはない)が店長を務めている難波ベアーズでも、出演禁止との誤情報がこのサイトなどで出回っているが、そのような事実はなく、ベアーズでもライヴは行われている(訂正編集:難波BEARS)

京都のライブハウスのステージや客席、音響PAブースのミキサー卓、楽屋、ロッカールーム、さらにはトイレまでもすべて突撃して手当り次第徹底的に破壊し、結果として閉店に追い込んだ。(この時破壊した故障箇所の修理代、被害額、さらにライブハウスを破壊されたことの慰謝料を合わせると、およそ800万円だったという。)

 

ライブ自体が犯罪行為になりかねないというか、犯罪ですね。

山塚は当時のことを「怒りに身を任せたトランス」と振り返っているようです。トランス状態でダイナマイトや火炎瓶は持ち込まないと思います。

 

実際の映像を見てみましょう。

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板ガラスぶん投げてる!すごい!これは音楽なのだろうか?(多分違う)

 

こんなことを続けていたので、当然ですがあらゆる場所から出禁を食らい、活動困難になってしまいました。じゃあ山塚アイはここで終わりなのかというとそうではないんですね。BOREDOMSなどのグループを結成し、ライブ活動を再開します。名前が変わればそれで許されるんだ......。

しかし流石に懲りたのか、ハナタラシの活動が事実上凍結されてからは比較的穏やかなライブ活動を行っているようです。

 

 

 

 

とはいえこんなですが


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ということで今回は山塚アイにオリンピック開会式の演出を頼んだら会場を破壊されかねない」ということを覚えて帰りましょう。

 

いやそっちの方がよかったかもしれないな......。

 

つづく