いま風邪ひいてるんですよ。ごほごほ。
しかも全然治らないので抗生物質の投与も視野に入れ始めました。
ところで、抗生物質って薬じゃないですか。
薬といえばドラッグですよね。
ということで音楽とドラッグの話をしましょう。喉痛え。
ところで、最近クスリで捕まるのがエクストリームスポーツとしてミュージシャン界隈で流行ってますよね。
薬物使用が悪いことなのかは(議論が面倒くさいので)さておき、大衆音楽の発展とドラッグとは切っても切れない関係にあるのは間違いないんです。
たとえばモダンジャズなんかはCharlie Parkerがクスリキメて精神錯乱してからというもの、Bill Evansは麻薬で歯ボロッボロになるし、John Coltraneはヘロイン中毒(克服したけど)でMiles Davisのバンドクビになるし、クスリ漬けにならんとやってられんのかキミ達〜? 俺もクスリキメたらジャズ上手くなるの~か?(ならない)
さてそのおクスリですが、LSDというのもありますね。
LSDとサイケ
LSDをキメると
「知覚が先鋭化し、遠近の感覚がゆがみ、残像が長引き、視界が揺れて波のようにうねる。色彩はより強烈になり、輪郭はより鋭利になり、音楽はより情感を帯び、そして周囲のものが重大な意味を持つもののように思えてくる。また、幾何学模様や象徴的な物体が見える。」
らしいですよ。たのしそう~!!!!
そしてこのLSDを筆頭とした薬物をキメた状態を表現したのが「サイケデリック○○」という一連のジャンル。
たとえばサイケデリックアートはこんな感じ
どうです、LSDの諸症状と合致しますね?
これがサイケだ!
とまあサイケ○○は色々あるんですが、音楽ならまずサイケデリックロック(サイケロック)を語るべきでしょう。
サイケロックと言えばビートルズが有名ですね。
ロックの神様たる彼らもバッチリLSDキメてます。(当時LSDは合法だったのでセーフ)
特にJohn Lennonは影響を強く受けたらしく、
「Lucy in the Sky with Diamonds」
という曲を作りました。本人曰く全くの偶然らしいです。ほんまか?
そんなサイケロックですが、以下の二曲聴けばとりあえず雰囲気はつかめます。
いや~この浮遊感がたまりませんね、最高です。
個人的にこの二曲がビートルズで一番好きです。
さて、サイケデリックロックばかり語っても仕方ないのでつぎ行きましょう。ちなみにサイケ以外も紹介するつもりだったけど、風邪で集中力が持たないのでやめました! ごほごほ!
サイケデリックトランス
ドラッグは明らかにアンダーグラウンドなものじゃないですか。
音楽にもアンダーグラウンドなものがあるわけで、その中にはクラブミュージックがあるわけです。
アングラなものはカウンターカルチャーとしての側面が強いこともあり、ドラッグと結びついてしまい易いとかいう話もあります。
ということで、幸か不幸か、クラブミュージックもドラッグと結びついたものがあるわけです。
例えばトランスというジャンルがございます。
その名の通りトランス状態=幻覚や催眠を催すとか催さないとか。
つまるところ、合法的に飛べちゃうんです!
とはいうものの、トランス聴いて幻覚や催眠に陥ったことはないので、安心して聴いてください↓
トランスの一例
そんなトランスですが、ここにもサイケの波がやってきます。
悪魔的発想
トランス(合法的に飛べる) + サイケ = もっと飛べる
と考えたのかどうかは知りませんが、トランスとサイケデリックは融合を果たし、サイケデリックトランスが誕生します。
みんなLSD好きすぎか? てか、もはや隠す気もないな??
正直サイケデリックトランスのどこら辺がサイケデリックなのか、僕にはよくわからないです。とりあえず「えるえすでーぃ」って言っとけば良いと思ってね? え、違う?
LSDキメたらわかるのかもしれませんね。
そういえば中国人が経営するクラブ行くとドラッグ買えるって聞いたんですが本当ですか? そもそも東京の方だと普通に買えるみたいな話もあるんですが、オイラ田舎モンだからわからんっぺ。
〆
はい。こんなところですかね。
本当は「なぜドラッグをやってはいけないのか」「法律で禁止されていなかったらやっていいのか」などの倫理学的な話もしたいんですが、クソ長くなるし、何より風邪でぼーっとした頭には無理なのでやめます。そのうちやれたらいいとは思います。
とりあえず良いか悪いかはさておき、音楽とドラッグにはそれなりの関わりがある(あった)ということがわかればそれでいいのです。
そこを踏まえた上で昨今の報道を見ると、また違った見方ができるかもしれませんよ?